06年9月8日 (Fri)


Squarepusher / Feed Me Weird Things - Big Loada(1996 - 1997 U.K>)


こそばゆい商売しやがるなぁ、Beat Recordsは。国内盤受注生産分のみボーナスディスク付。「Ultravisiter」の時もそうだったよね。はっきりいって邪魔なのですよ、 Beat Records。もっと言えば、国内盤なんてなくなって海外の音楽は全てインポートものにしてしまえばいいのに。なんて横暴なことは言わないけど、でもくだらんライナーや、雰囲気を壊すボーナストラックなんか必要ないし。Clarkに名義を変えたChris Clarkや、もうすでにリリースされているPlaidも輸入盤なかなか入ってこないし・・・。ってそんなことはどうでもよくて、原点回帰。the Chemical Brothersに出会った同年、このアルバム(左、「Feed Me Weird Things」)が出て、そんなにクラブミュージックに詳しくない僕は、「Square」という英単語の意味を覚えたてだったのと、ゲームっ子だったからゲーム会社のSquareという言葉から興味を示し、買ってみたのがそれ。そして、この人をきっかけに、僕は中2からやっていたギターをやめ、ワーウィック産のベースを買い、ベースプレイヤーとなる。この前の今日の一枚にてAphex Twinに意地悪なことを書いたけど、もっといえば、この人のこの1stこそがドラムンベースの亜種であり、ドリルンベースと呼ばれる”単なる”高速ブレイクビーツとは全く違うジャンルのアルバムである。そして、それを昇華したのがジャケ右の「Big Loada」。US盤は収録曲が多いけど、全部音源持っているから僕はUK盤を迷うことなくチョイス。確かに、RichardがChaos AD名義やその1stをRephlexを通して世に発表した功績もあるにはあるけど、まぁ、この人、キャリアの始めはSpymaniaからだったし苦笑 やっぱ、この人の作品は味わい深いっていうのを改めて感じる。それは、過去にスラッシュメタルバンドやパンクバンドに所属していたり、ジャズなかほりも持ち合わせ、さらにはマルチプレイヤーとして様々な楽器を使いこなせるっていうのも多いんじゃないかな。一番好きな作品は「Music is Rotted One Note」か「Ultravisiter」かどっちかだけれど、結局いろんな方法で表現するこの人の音楽が好きなだけなんだろうな。その衝撃が1stアルバム、そして「Big Loada」の1曲目「A Journey To Reedham (7 am mix)」にやられ続ける所以なのだろうな。ちなみに、Richardを中心にMike Paradinas、Tom Jenkinson、Luke Vibertらをコンウォール一派と呼ぶ人がいるけどそれは間違い。少なくとも、Mikeはウィンブルドン、Tomはシェフィールド出身。
*自分はこの人を介して間接的にジャコパスとかに影響受けているのかも・・・。
Ken IshiiもX-Mixで「スクウェアプッシャーのテーマ(敢えて日本語表記w)」をMixしてたね。
*スキャンした画像が斜めってるw 去年も手書きの企画書を見て「おまえ、字斜めってるな」って毎回言われていたっけw

 
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