またも昨晩眠れませんでした。仕事にまつわる作業も4時半くらいには終了。
眠れないのは辛いけど、今一番眠りに関する何が辛いかは、タバコの本数。
もう煙草税率が上がってから2ヶ月経ちますが、¥20は中途半端だ、くらいの認識でしかないのだけど(もちろん、キリのいい額まで税率が上がるのも困りものだけど)、ともかく吸うから、起きている間中。
夜中に切れて、コンビニに買いに行くのも面倒ってときはルパン三世の「カリオストロの城」の次元大介みたく吸い終わってる煙草でまだ吸えるのないかなーとか貧乏なことやってます。
まだヘヴィースモーカーの域までは行ってないとは思うも(一日1箱くらいだし、仕事場がきれいなマンションの一室なので吸えないし)。
お気になカフェで一服するのが乙。肺がんで死んでまえ>自分
(ちなみに酒と一緒に煙草を吸うと肺がんより胃がんへのリスクが高まります



06年9月6日 (Wen)


Kula Shaker / K (1996 U.K.)



時はまさにブリットポップ真っ盛り。労働者階級出身のOasisの登場がそれをさらに盛り上げた。英国労働党で、現英国首相トニー・ブレアもあるレセプションでGallagher兄弟を招いたことを覚えている。Liamは出席しなかったような、とはっきりとした記憶はないんだけどね。対する中流階級出身のDamon Albarn率いるBlurとの確執はブリットポップの肥大化と終結を演出した。ではKulaは?フロントマン、Crispian Millsは上流階級出身(名前がすでに)で、容姿端麗。その登場はあまりにも華麗だった。しかし、彼、そして彼らにはブリットポップを背景にしつつ、インドへの憧憬たっぷりの楽曲に、the Stone Roses以来のグルーヴ、そしてオルガン奏者がいるという、摩訶不思議なバンドでもあった。アルバム内でマントラを唱えるCrispian。イギリスでは在英インド人が多くてアジア系といえば日系や中国系ではなくインド系、バングラ系を指す。それらが背景にあったのかは分からないけど、当時にしても、そしてthe Beatlesまで遡らないといけないくらい異種であったことは間違いなかった(そんな中、着実に在英インド人、またはその2世なども業界を賑わせた。 Cornershop、Talvin Sing、Fundamental他)。疾走するメロディ、奏で響くオルガン、強固なグルーヴは、他のブリットポップにて、雨後の筍状態で飽和気味だったシーンにて確固たる地位を築いた。このアルバムは、ホントすっげー聴いた。シングルまで買った数少ない洋楽バンドの1組だった。そして、2nd発表後、突如解散。Crispian王子はthe Jeevasを結成。音は限りなく普遍的なロック(付け加えるならインドからカウンター気味にアメリカンになった)へと猛進する王子。「Crispian 王子だから許せる」。男だけど、こんな風に思えるミュージシャンは数少ない。最中、Kulaのベストが出るが、はっきり言ってDVD目当てである。そして!今年ついに再結成。サマソニフジロックのどっちかにも来て来日も果たす。iTunesのMusic Storeで曲をダウンロードしたけど、それをCD化した日本企画盤は買ってない。日本企画盤って嫌いなんで。で、常々自分が言っている、いったん解散したバンドは再結成するべからず、っていうのにはKulaは当てはまらない。例外。欲を言えば、もうちょっと以前のイカレタかの様なインドっぷりを拝見したい(というより、単なるインドかぶれだったわけじゃないことを証明して欲しいww)
*これ、地元のCD屋で買ったんだけど、通常ジャケじゃない。輸入盤買おうとしたらレジのお姉さんが「こちらの商品の方がお得ですよ」と日本盤のこの限定ジャケを無理やり買わされた。断ることが出来ない人間で、以前表参道歩いていたら変な宗教っぽいのに引っかかり、¥1000で本無理やり買わされた・・・。以来、きっぱり断ることに努めてます。でも、ジャケは通常ジャケよりこっちの方がいいw

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