眠りたくない。

あぁ、この前の診察で、まだ拒食気味(拒食症ではないです+食べ物を食べる気がしない+食べると吐き気(でも吐けない体質を作っちゃったので・・・)と、眠ったら眠ったで悪夢を見るからイヤンってこと伝えるの忘れたorz
↑今思い出した


06年7月22日


Kron / Silikron(1999 GER)



現在のケルン発だけでなく、ドイツのテクノをも代表するVoigt兄弟の弟、Reinhard VoigtのHarvestからのアルバム。●Kompaktを中心としているケルンシーンのなかでも主役級のアーティストだといえるこの人、兄 Wolfgang Voigtほどではないけれど名義も複数に渡って作品をリリースしている中で、この名義も聴いてみたくなり入手できた作品。初めて買ったこの名義でのLP「Gold Und Liebe」には少なからず、いや、かなり満足していたのだけれど、これは最初、そして最近まで全然理解できなかった。その、最近っていうのもホントに1週間くらい前とかそんな感じで、売るのも面倒だから燃えないゴミの日(塩化ビニールは燃えないゴミだよね?w)に破棄しちゃおうってくらいで。でも、その前にもう一度だけ聴こうか、とターンテーブルに乗せたら以前と全然印象が変わって、ものすごくお気に入りになってしまった。抽象的でストイック、ちょっとダークで不気味さを湛えているこのミニマル集。テクノと聞いて連想させられるミニマルテクノとは全然違って、内省的で派手なウワモノも(地味にはあるんだけれどね)、激しいキック、ハットすら排除しつつも、ひたすら同じフレーズを反復する世界観は、もしかしたら今まで出会ったテクノの作品の中でも確実に異色にして刺激的だと言えるのかもしれない。緩やかなアンビエンス(アンビエント)、ダウンテンポ、ミニマル・・・。ただ身を委ねることで得られる多幸感をこの作品で。