多少今日の1枚と関係あることを書いてみる。

えーと、MOドライブがあるんですが、SCSIボードとケーブルがないためPCに繋げられません。
MOは我が家3代目のパソコンに標準装備されていたもので、おそらくまだCD-Rすら記録メディアとして登場してなかった当時(CD-ROMはあったけどね)、大容量の記録メディアの筆頭であったと記憶しているんだけれど、
そのパソコンは(たぶんOS、 WinMeが悪かったんだろうけど)動作不良でかかと落とし食らわしたらHDDを物理的破損して、んで、そのPCからMOドライブを取り出して、今使っているパソコンの前のパソコン、SONYVAIOに一回繋げて、「おぉ、このMOドライブ使える!」と思ったのだけれど、2,3日してから認識しなくなり、たぶんそれで見切りをつけてSCSIカードを今のスキャナを買ったと同時に古い方のスキャナ(正確にスキャンしなくなってた)とともに捨てちゃったのかも(前のスキャナがSCSI接続だったので)。
たぶん、97年から01年までのファイルが入っていると思うのだけれど・・・。
10代の頃のファイルが入っているからディスクに問題がなければ中身を見てみたい。
今、SCSIカードって安いと思うんで買おうかな。

06年4月21日 (Fri)


Freeform / Condensed (2003 U.K.)



自分がエレクトロニカを意識的に聴くようになったのは過去の書いてきたものを見る限り99年前後らしい。その時点では日本で言う”Electronica”という呼称が根付いていたかまでは記憶にはないけれど、Boards of CanadaWarpからの1st(これはたぶんWarpだったから買ったんだと)や、ポストロックの文脈で語られるTo Rococo Rotが確認できた。以前、Boardsに関して個人が管理しているWebサイトで、1stを「これを当時(98年)から理解していた人はすごい」(多少文章は違ったかと)というのを見かけたけど、自分はどうだったかな。当時、今は存在しない外資のオンラインCDショップでジャケを見て購入を決めてはいたけど理解していたかは謎。それに、買ってきてからWarp盤じゃなくてMatador盤だって気づいて、一昨年かな?去年かも。WarpSkamからのデジパック盤が新品で安かったんで買いなおして、ある人にMatador盤はあげちゃった。で、ビッグビートと並行してドラムンベースもその頃までは熱を上げていたらしく、自分がミニマルテクノも聴けるようになったってのがクラブにちょこちょこ行ってた年齢とも重なってたっていうのがすっごい個人的にだけれどおかしい。それ以降は、どちらかというとエレクトロニカも2003年ごろまでは割りと積極的に買っていたはず。というのも、03年にネットで出会った人が東京に来るということで、新宿で対面してその後買い物に行ったとき、その人が結構な枚数のエレクトロニカ系のアルバムを買っていたのを覚えていて、自分もその頃までは確実にあらゆる意味でエレクトロニカに毒されていたのも覚えているから(ちなみに、その時自分はその人にJoseph Nothingを薦めていた)。それ以降は、独特のスノビズムが嫌で自分も距離を置いたり置かなかったり。あー、でもダイアリーに書いた件に付け加えるけどmixiエレクトロニカコミュには属していたかな。ダイアリーに書いたとおり、パスワードが分からないんで今ログインできない苦笑 で、再びはまっている、ってわけでもないけれど、中古レコードを漁っている限り、まだまだエレクトロニカには市場におけるレーゾンデートルはあるみたいで、ミニマルとか、現場で機能することの多いレコードよりも比較的高値が付いているような気がする。再び以前のようにどっぷりはまっているわけでもないとはいえ、買い逃しているものの中で気になる盤はあるし(それは大概中古で見つけたら買う程度かな)、惰性で買っているものもあるし、新譜でも欲しいものがたまにある。ってここまでが前置き。このFreeformはWarpを知ってからWarpからのEPを1枚だけ持っていたんだけれど、エレクトロニカから距離を置いていた時期、ホント惰性で買っていたもの以外どうでも良くて、SkamもEPも買っていた時期があったにも関わらず、この頃はいともたやすくスルーしてた。その Skamからのリリースが多いFreeform。これは95年から02年までの作品をまとめたものらしく、Re editedには~ScapeからのリリースもあったBurnt Friedman。民族的っていうのがキーワードとしてあったこの盤、このアーティスト。それが過去自分が聴いていた中で、というのに限っての話だけれど、Dubでは有効だったと思えたのに対し、「エレクトロニカではどうかな、でも安いし買ってみるか」、と買ってみたのだけれど、ふむ。思っていた以上にヨイよ。民族的っていうのを喚起させるには十分な音だと。これを聴くと、すごく曖昧なカテゴライズにおけるエレクトロニカというジャンルの自由度っていうのも再確認する。むしろ、明確な線引きが出来ないと言った方が正しいのだろうけど、なんにせよ、様々な形態を見せるのがエレクトロニカの魅力のひとつなんだろうなぁ。ちなみに、45回転でも聴ける。あっという間に終わるし普通のエレクトロニカに変貌するけどねw あくまで偶然売っていたから買ったまでではあるけども、フォーマット問わずこのアルバム以降の作品も聴いてみたいかも(お金がなひ・・・。
*CDだと1997〜になっているけど、アナログは1995〜。 
asin:B00008IOVB


あー、眠い。今日は眠れるかも。