やばい。

惰性なまま夏を過ごしている。
気が付いたら8月半ばじゃないか。
ノートPCが届くのを楽しみにはしていたけど、まずい。それに囚われてあっという間に14日を迎えてしまった。
海へは今週行くけど・・・。主たるイベントがその海へ行く人と花火を観にいっただけだorz
まったくもって夏に聴きたい音盤も聴いてないし・・・。
reggae、dub、その他夏アルバムをピックアップしておかないと(あと半分で今年の8月終わっちゃうよー涙 人生、時間は限られているぞ? いつ終わるか分からないぞ?


06年8月14日 (Mon)


Wire / Wire on the Box 1979(2004 U.K.)



Wireっていっても日本国内、屋内最大レイヴパーティのWireじゃないです(今年は見たいDJたくさんだけど行かない。行かないというより行けないorz)。 U.K.のポストパンクバンドのWireのおそらくハコじゃなくてテレビかラジオ番組みたいなセットでのライブCD+DVD(演奏前に司会進行役みたいな人がWireとコールする点から、おそらくテレビ番組の公開録音なんだろうな)。音はめさめさかっこいい。名盤「Pink Flag」は先にベストを買っちゃったんで、しかも何気に手が届かない中途半端な値段が邪魔をして購入までは至ってない。何故か1st〜2ndまで買い逃して3rd持ってる苦笑 DVDはリージョンフリーなので国内産DVDプレイヤーやPS2でも観る事が出来ます。普段、あまり音楽DVDは一回観て、それ以降は大概パソコンに音だけ取り込んでデジタル音源化するのだけれど、これは結構見ごたえありますよ。その演奏は、ポストパンク期の、パンクのアティチュードに、機械的に刻むドラムや、鋭いカッティングギター、がっちりグルーヴを作り出すベース、そしてアンガリズム且つアナーキーなボーカルがなんとも言えない。そこまで素晴らしさがあるのに、スタジオの観客のリアクションが、完璧なまでに演奏をいい意味で中和してくれるのが面白い。面白いというかおかしい、明らかに。「おまえら、ホントにWireのライブ観たくて来たのかよ」って突っ込みを入れたくなるほど、冷ややかで。曲が終わってからのパラパラ、疎らなな拍手が、皮肉にもさらにWireのアティチュードを引き出している。「ロック以外ならなんでもよい」それらが、このDVDにて、彼らの演奏と客の反応とが一緒になり、ひとつのライブ盤としての正しさを完全収録されている。70年代後期〜80年代初期の空気がなんとも愛しい。