もう寝る。

もうどうでもいいの、何もかも。殺したければ殺せ。

06年7月25日


空気公団 / 呼び声(2000 JPN)



どうでもいいけど、僕はニルギリスNirgilis)が嫌いだ。正確に言えば嫌いになった、である。ミュージシャンはただいい音楽を作ればいいだけでいいとは断言しない。でも、ニルギリスの場合、中心人物だった佐竹モヨのバンドを乗っ取った形になった岩田あっちゅの腹黒さがこの上なく気持ち悪い。最近、ニルギリスって売れ出したんでしょ?アニメかなんかの主題歌になって。もう、僕は彼女らの音楽を聴きたいと思わない。なんて感情的になってみたり。ニルギリスは全然売れてない頃からしっていたから余計邪魔な感情に冒させる。空気公団もメンバーの脱退で一時融解し活動を停止していたはずである。その頃にはこのバンドには興味がもてなくなってね・・・。僕が初めて、この(のちにメジャーからCDをリリースするが)インディーバンドを聴いたときのことは良く覚えてないけど、少し騒がれていたのは確かだった。ティンパンアレー以降のシティポップの担い手としてでもあり、何より心がまったくと言っていいほどきれいに浄化させられているかのような暖かい声には冬の季節によく聴いたものだった。これを足がかりに、当時手にはいるCDは全部集めた。けど、Toy’s Factryから1枚アルバムを出してから醒めてしまった。音が嫌いになったわけでもニルギリスみたいな汚いやり方をしてまでっていうわけでもなく、なんとなく遠くへ行ってしまったバンドだった。5月にはインディーからの1stアルバム「くうきこうだん」(だったかな。見つからないorz 絶対売ってないはず!)をよく聴いた20代前半。その中でも一際癒し(癒し系なんて安っぽいものじゃない)をこの作品で。薬入れたからこれ聴きながら寝よう。
*初回限定仕様で歌詞カードが本格的な絵本仕立て。

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