昨日のことは、

全然記憶にありません。
鬱がかなりひどくて、断眠を繰り返しつつ(30分か1時間に1回起き上がるのを12時間くらい続けた)、寝逃げしてました。
だから昨日は、寝逃げ記念日(俵万智は読みませんけどね)。
今日もさっさと寝たいんだけど、もう4時間以上前に薬入れたのに寝付けない。
その上、自殺念慮がひどくなりつつある鬱にやられてかなりきつい。
気を紛らわすにも、何をすればいいかってパニくる。
あぁ!

06年3月19日 (Sun)


Gomez / Liquid Skin(1999 U.K.)



ブリットポップOasis vs Blurから、その渦中にいたバンドの軒並み解散や、その他の理由、つまり忘れ去られていったといったという喧騒の最中に、突如現れたこのバンド。多少レイドバックしてて、一方で渋いブルーズにも通ずる音が敏感な人から早くの支持を得たのが1st。それから確か1年か2年のスパンを経てリリースされた 2ndは、例えばスポーツにおける2年目のジンクスとやらがもし音楽にも当てはまるのなら・・・。といった試金石的な作品だったんだと思う。実際1st や、それ以前のシングルで「こ、こいつらは間違いなく来る!」と思わせておいて2ndアルバムあたりで失速っていうのは多々あることだけれども、このバンドも、地味だった1stをさらに地味にした音で挑んできたのだけれど、このバンドへ対する、2枚目でこけるんじゃ・・・、っていう心配は杞憂に終わった。もちろん、このアルバムより1stだとは思うし、何より3rd以降の方が素晴らしい作品を立て続けに発表しているというのにも驚かされてて、実際のところ、他の作品の方が聴いているがために(その理由は最後に)、久々にこのアルバムを聴くと他の作品以上のこのレイドバック感がかなりきもちいい。ボーカルのほとんどをしゃがれさんがとっていて、お子様声の方のインパクトはちょっと薄いか。この二人のコーラスが対照的で楽しいのがこのバンドの良さだと思うんだけれど。でも、そこは腐ってもGomez。UK流、渋めブルーズはゆっくりと聴くものの身体を侵食していく。長く活動しているバンドだけれど、これもまたひとつの傑作と呼ぶに相応しい、と僕は感じるのです。ちなみに。なぜ他のアルバムやシングルを先に聴いているのかというと、これ、初回限定紙ジャケで、自分こういうのに弱いんだけれど見事に取り出しにくく、別のケースに入れていたら別にぞんざいに扱っていたわけでもないのに傷が・・・。ともかく扱いにくい盤だったのですよ。ちなみに、ジャケが良かったのはこのアルバムまで。B-Side集も、、まぁ・・・。近々5thアルバムが出るそうです。もちCCCD 盤は買わんよ。
asin:B00001IVIU