ぜっんぜん。

夜中に書いたの覚えてない。
なんとなく小蠅ども(2ちゃんねらー)がまた来ているな、っていうのは覚えているんだけど。

で、その後珍しくぐっすり眠れたみたい。下のエントリーの記憶がないっていうので確証。
ぐっすり寝すぎて危うく電車に乗り過ごすところだった。
でも相変わらず夢見るな・・・、悪夢ばかり。


今日は、以前から配線切れしていて鳴らなかったベース@ワーウィック(13万の相方)を直すために帰りにハンズではんだごてを購入。
あと、石橋楽器エフェクターのACアダプタ。
リペアは成功。
これからベースを弾くのがまた楽しくなる(YUKIちゃんのアルバムの「ヘイ、ユー」かな。あの曲がかわいすぎて、あれを弾きたい)。


明日8枚CDが届く・・・。
聴く、と、12inchエンコードをなんとか両立させたいのだけれど、
如何せん、聴いてない音盤の量が多すぎ(しかもアナログが多い)。


06年9月12日 (Tue)


Silicone Soul / a Soul Thing (2001 U.K.)



かつてはデトロイトテクノに触発され、U.K.はスコットランドから良質なテクノ〜テックハウスを送り続けたSoma。数々のヒット作のみでなく、優良なアーティストも輩出してきた名門レーベルであるSomaを代表するアーティストの1つ、Silicone Soul。新作を控え、改めて聴いてみた。まず、それを書く前に、去年のSoma代表、Slamによる2枚組みMix CDでまさかのクリックハウス〜ディープミニマル音源のスピンで、「ハードミニマルDJだけでなく、あんたらもか・・・」と、いや落胆はしなかったけど、そのような風潮には多少、今後のテクノが歩むべき道を思うと、もしいずれクリックなどが廃れたら、そのとき過去を振り返ってクラブミュージックラバーがどう思うのかなぁ、って要らぬ心配をしてしまって。猫も杓子も、っていう。まぁ、05年発表の12inch、「Bright Lights Fading」「Kill the Pain」を聴いて予測はついてたけど。さて。Daft Punkの衝撃のデビュー作をも発表したSomaは、冒頭に書いたように主にピュアなデトロイトテクノへの影響を思う存分に滲ませ、英国としては珍しい正統派テクノレーベルだった。例えば、ブレイクビーツ、ニュースクールブレイクス、もうすっかり廃れたけどビッグビートドラムンベース、HEADZと呼ばれる新しい形のストリートクラブミュージック、ブリストル一派によるトリップホップ(これは、こう呼称されるアーティストのほとんどが否定している用語なので、便宜上使われているに過ぎない)、ブロークンビーツ〜クロスオーバージャズ、ジャマイカからの移民によるレゲエ、その音楽的手段のダブを基礎とした、UKダブ、プログレッシブハウス、またはWarp(と関連の深いレーベル)などに代表されるエレクトロニカなどは得意としていたが、正統派テクノ、としては意外なほどに縁が薄い。もちろん、Surgeon、Ben SimsDave ClarkeCarl Coxなどの活動、活躍、貢献は無視できないけど、独壇場はドイツ、またはUSのデトロイトであり、それら以外の第3国を含めつつUKより分があることは間違いじゃないと思う。前置きが長くなったけど、Silicone Soulも、10年以上の歴史を持つSomaを代表するアーティストであり、このアルバムは、テックハウスから、さらにはやはりデトロイトテクノフォロワーとして、ハードミニマルなどではなく、テクノと呼称されるにふさわしい楽曲を連ねている。柔軟な音ながら、気分を高揚させてくれる4つ打ちのキックはしっかりテクノマナーを堅持している。ボーカル曲もあり、幅は広く、響き渡るウワモノはダンスミュージックとしてだけの機能ではなく、リスニングにも十分に耐えうる作り。1stにしてこの内容は、十分すぎるほどの出来栄え。昨年の2ndに続く、早くも届けられる3rdもまた、期待するにふさわしい、そう思わせる才能を持っていることを確実に印象付ける作品。


↓いろんなレーベルから出しているのね・・・。

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